労働問題と社会保障の流れと一問一答
労働者の権利と、多様な働き方・社会保障のしくみを確認します。まず流れの解説を読み、一問一答(25問)と、用語から説明を選ぶ4択で確認します。
一度の正解は「正解済み」、別の日にも正解すると「定着」と表示します。
流れの解説
労働者が交渉できる条件をつくる
労働三権は団結権・団体交渉権・団体行動権です。労働基準法は最低の労働条件、労働組合法は組合活動など、労働関係調整法は争議の調整を扱います。労働組合は労働条件の維持・改善を目指し、不当労働行為の救済や争議の調整には労働委員会が関わります。
契約と最低基準を確かめる
労働契約は労働者と使用者の合意に基づきますが、法定の最低基準を下回る条件は認められません。最低賃金は法令に基づく下限です。有期雇用は契約期間を定め、労働者派遣では雇用する主体と仕事を指示する主体が異なります。名称だけでなく実際の契約や働き方を確認することが必要です。
労働三権があっても、すべての働く人に同じ範囲で認められるとは限りません。公務員には職務の公共性から制限がある場合があります。労働時間、休憩、休日、安全などの基準も働く条件を支えます。契約で合意したという理由だけで、法律上の権利をすべて放棄させることはできません。
多様な働き方と公平な待遇
同一労働同一賃金の政策は、同じ企業内の不合理な待遇差の解消を目指します。すべての賃金を一律に同額にする意味ではありません。男女雇用機会均等法やハラスメント防止、ワーク・ライフ・バランスも働きやすさに関わります。育児・介護との両立、技能の更新、新しい仕事や起業の選択肢を支えることが課題です。
パワーハラスメントは、仕事上必要で相当な範囲の指導まで一律に禁じる意味ではありません。優越的な関係、言動の必要性と程度、就業環境への影響を合わせて判断します。ワーク・ライフ・バランスも単に働く時間を減らすことではなく、生活上の役割を担いながら働き続けられる条件に関わります。
社会全体で生活上のリスクに備える
社会保障は社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生などからなります。社会保険は保険料と給付を結び付け、公的扶助は困窮に応じて公費で最低生活を保障します。生活保護は資産や能力などを活用しても不足する場合の保障と自立支援を担います。生活を支える制度を、本人だけの責任に帰さずに考えます。
社会保険には医療・年金・介護・雇用・労災などがあります。医療や年金では保険料だけでなく公費も使われます。社会福祉は個別の生活支援、公衆衛生は感染症予防や地域全体の健康などを扱います。病気や失業による生活の困難には複数の制度が関わるため、名称だけで判断しないことが必要です。
世代を越えた支え合い
公的年金は賦課方式を基本としつつ、積立金も活用しています。介護保険は保険料と公費で介護サービスを支えます。少子高齢化で給付と負担の持続性が課題になるため、世代間だけでなく同じ世代の所得差も考える必要があります。働く人を増やすこと、必要な支援を届けること、制度を安定させることを合わせて検討します。
一問一答
問題一覧を開き、答えの帯を押すと答えが出ます。
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用語から説明を選ぶ(4択)
用語を見て、正しい説明を4つから選びます。似た種類の用語の説明と比べて選びます。回答後に正しい用語との対応を確認できます。キーボードでは1〜4で選べます。